12.13 国家公祭日

 

12月13日は、国家公祭日とされ、南京大虐殺犠牲者国家追悼日のこと。
かつては南京大虐殺犠牲者国家追悼日としていたが、6年前に国家公祭日とした。

当時、被害を受けた子供たちが90歳を越え、いまなお、事件を語り継いでいる。
否定できない事実として、83年前の今日、旧大日本帝国陸軍の南京市侵出の際に兵士らにより非戦闘員の殺害事件が行われた。

【動画:2分】

中国、日本両国以外の国籍の複数の目撃者と写真が残されている。

1937年の南京事件について、第二次世界大戦後の極東国際軍事裁判および南京軍事法廷の裁判を経て、国際法に違反と判断されている。

数年前は、この時期にこの地を日本人が観光しているとひどいめに合うと言われていたが、いまの中国では、そのようなことは、なくなっている。
今の一部の日本人は、30万人という数を多過ぎるなどと言うものがいるが、銃剣を付けたライフルを持った外国人が突然押し入って大人を次々と殺害した行為は、許されるだろうか。もしそれが自分の家族が被害にあったら数の問題と言えるのだろうか。

また、近年の中国では、軍備の近代化を怠っていたことが、帝国日本軍の侵攻を許したものだという歴史を顧みており、二度と同じ目に会わないようにするためには、軍備の新鋭化、増強化するしかないと広く考えられている。


83年前、戦争だからという理由で民間人を殺害した大日本帝国陸軍。
75年前に、戦争だからという理由で広島、長崎の民間人を原爆で殺害したアメリカ軍。

戦争の概念を超えた非戦闘員の殺害は犯罪とされてしかるべきだ。
オバマ元アメリカ大統領は、現職時に、広島を訪問し、慰霊碑に献花し歴史的な禊ぎを行っている。


中国の国歌は、抗日戦争映画の主題歌です。現代中国の本音として、習近平国家代表主席の意図するところは、習近平国家代表主席による新中国国歌の新作にある。一日も早く抗日戦争の主題歌を捨てて、新しい中国国歌を作りたいはず。南京大虐殺犠牲者国家追悼日を国家公祭日と「虐殺」の文字を削除し名称変更したことからも、意図を汲み取れる。習近平体制のこの時こそ、日本は、しかるべく慰霊を行い、両国の同時発展を目途とするべき歴史的に稀有な時間なのだ。

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